わくわく日記 annhobby's blog

気の向くままに・・、楽しく・・、そして継続は力なり(何の力か不明ですが)・・さらにボケ防止に

胃カメラを飲んだ

バリウムによる検査のあと、今度は胃カメラによる検査を受けた。
検査前の準備はバリウムの検査と同じだ。前日の夜8時までは普通に食事をしてOK。しかしその後は検査が終了するまで一切の飲み食いはNGだ。
夜8時までとは、特に違和感がないように思えるが、仕事が終わって家に帰るとおよそ7時半過ぎ。 そうすると30分弱しかない。結構時間がないものだ。
同僚が曰く。会社の残業食を食べていったら・・・だって。  そう言えば残業食なぞ、もうずっと食べたことがない。
昔、残業食を食べて、帰宅後夕食を食べて、1日4食の時代があったっけ。 お陰で体重は右肩上がりで、中性脂肪やらというのが増えたっけ。
なんてつまらないことを思い出してしまう。

約束通り?飲まず食わずで病院へ。 いつもの受付は通らず、直接検査室受付へ。
もう全ての手順が出来ていて、ほんの僅か待っていると、検査室前室で早速”とろとろ”の液体を口の中に入れられた。
「少しぐらい飲み込んでも影響はないけど、ずっと口の中に含んでいなさい!」とのお達し。
たいした量ではないが、直ぐに舌が痺れてくる。 そう、これが麻酔だ。 カメラを飲み込むのは喉だから、舌先ではなく奥の方だ・・そうだ咽ちんこのも麻酔をかけなければ! と考え上を向いてガラガラとうがいの要領で・・・と思って上を向いたが、ガラガラまでは出来なかった・・。
”とろとろ”の液体に唾液が混じって、とてもそんなあ事は出来ないのだ。
しばらくすると看護婦(今は看護士というのだが)がきて、ハイ、出して下さい。という。
やれやれと思いつつ”とろとろ”の液体を出したが、もう一回! との宣告で、また口をあけて・・・
”とろとろとろ・・・”。

 この間、5分か、10分か・・時計を見ていなかったが、先客のご婦人が相当に苦しがってカメラを飲み込んでいるのが声でわかる。咳き込んだり、おえー! といったり・・・そのたび看護士の冷たい声が響く・・。咳をするとどんどん痛くなるよ!。我慢して・・・だって。
こういうのって、体の拒否反応でそう簡単に我慢できないだぞーと思いつつ、我が身も同じかと・・やや緊張。
 そうは言っても先客、なんとか検査が終了し、説明を受けている。いろいろ何がどう、かにがこう、と言われている。やはり問題があったようだ。
しばらくすると、片づけと準備が出来て呼ばれた。
狭いベットに横たわった。腕に注射をされる。 なんでも胃の動きを止めるのだそうだ。
そうだよね。カメラを消化しようとしても無理があるので、胃の働きを止めないとね・・。
 次に体を横にして・・いざ開始だ。口を開けてマウスピースを付けて・・・太い管が口の中に侵入し始めた。 咽を通る瞬間、おえー・・・・・(やはり咽ちんこの麻酔が効いてなかったか・・・) しかし通り過ぎた後は案外平気だ。この間、自然と目を閉じていたようだが、通り過ぎた後は目を開けてカメラ技師(医師?)の動きが解る。結構いろいろな操作をしている。押し込んだり引き抜いたり、回したり・・遠隔操作なので、最初はいろいろ苦労したんだろうな・・なんて思いつつ、この医師は結構手慣れたいるな・・・ なんて思って見ていたら、管を抜き始めた・・終りだ・・。
なんとなくあっという間。

抜き終わって、曰く・・特に問題アリマセンネ。 生検する必要もない状況なので何も取りませんでした・・。
 それを聞いてホットした。 やはりバリウムの間接より、カメラで直接見るのは良いね・・・
直ぐに結果が解る。

ベッドから安心して立ち上がろうとしたらくらくら・・・ そう麻酔が効いているから隣のベットで暫く休んで下さい・・
心地よい眠りに入ってしまった。