伊那谷から木曾谷に抜ける道が権兵衛峠。
なにやら昔子供の絵本に出てきた権兵衛さんを
思い出させる名前であるが、昔、伊那や高遠から
木曾へ米が運ばれた「米の道」で何千頭もの馬が
米俵を背に乗せ運んだ道。この道を切り開いたのが
木曾の住人 古畑権兵衛。 この名前に由来して
いる。 この道を通って、木曾谷へドライブした。
すれ違いが難しい道ではあるが、山の中の道を
快適に走る。あちこちにマツタケ狩りの車が駐車
している。途中大量のきのこを収穫した老人に
あったが、隠し場所を知られたくないのか多くを
語らない。自分も車を止めてマツタケ狩りを！と
思ったけど、昔一生懸命探しても見つけられなかった
事を思い出し、あきらめた。
木曾谷に出切る寸前で新しいトンネルの工事が順調に
進んでいる様子でダンプカーが忙しそうに動いていた。
来年中には開通との事で、この素晴らしい峠は寂れて
行くのだろうか？。
